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記事一覧(65)

久田和広が読んだ「たいのおかしら」

読書が大好きな久田和広です。今回紹介する本は、さくらももこの著書「たいのおかしら」です。「もも」「さる」に続く桃印エッセイ第3弾が、ついに文庫で登場。日常のなかで遭遇するトホホな出来事やこども時代のなつかしくも恥ずかしい記憶がつまった爆笑必至の一冊。虫歯治療用の笑気ガスがもたらした、とんでもない幻想。朝から晩まで台所の床に寝そべり続けて、親を泣かせた中学生時代。はじめて明かされる、たよりなく取り柄もないが憎めない男・父ヒロシの半生…。日常のなかで出会うトホホな出来事や懐かしい思い出がつまった、爆笑エッセイ。エッセイ第3弾です。勢いは弱まったように思いますが、引き続き電車の中などでは読めないおもしろさです。印象に残ったのは「怠け者の日々」「ミーコの事」「心配をかける姉」「消えたドーナツ」です。「消えたドーナツ」はほんとにドーナツ(オールドファッション)がなくなるというだけです。「怠け者の日々」では、ひどい犯行や非行に走ったわけでもなく、リストカットなど自分を傷つける行為をしたわけでもないのに、「怠け者」というだけで親に泣かれたという話でした。これは親近感があります…。「心配をかける姉」ではマラソン大会でビリになるなど子供の頃から姉は母に心配をかけていた様子が描かれていました。「ミーコの事」では殺しても死ななそうな憎たらしい猫を飼っていたけど、亡くなる時はあっけなかったという話でした。少しホロリとさせられます。

久田和広が読んだ「できる大人のモノの言い方大全」

読書が大好きな久田和広です。今回紹介する本は、話題の達人倶楽部による著書「できる大人のモノの言い方大全」です。ほめる、もてなす、断る、謝る、反論するなどあらゆる状況ですぐに使える、“達人"たちの絶妙な言い回しをまるごと収録!念のためにお尋ねしたいのですが/それは何よりです/いつもお心にかけていただき恐縮です/手短に申し上げます/大筋ではそうかもしれませんが/せっかくですが/お気持ちだけいただいておきます/よくお似合いですね/いいこと言うなあ/さしつかえなければ/ご指摘の通りです/かえって気詰まりですから/お好きだと伺ったので/適当なお心当たりがあれば……ほか覚えておけば一生使える秘密のフレーズ事典。好感度がアップすること間違いなしの決定版。「大全」というだけあって辞書のように分厚く、始めは圧倒されました。同じようなことでも様々な言い回しがあり、言い方ひとつで人間関係がスムーズにいったり、ケンカになったりすることがよくわかりました。若干かしこまりすぎていると感じました。同世代で使う言葉というより上司や年配の方に使う言葉として重宝する例がたくさんありました。ごく一部「えっ?いくらなんでもこんないい方するの?」と思うフレーズもありましたが、ほとんどが自分に足りない、すぐに出ない言葉で、マスターしたいなと思いました。今後仕事等で活用できたらと思います。

久田和広が読んだ「話さなくても相手がどんどんしゃべりだす 『聞くだけ』会話術」

読書が大好きな久田和広です。今回紹介する本は、松橋良紀の著書「話さなくても相手がどんどんしゃべりだす 『聞くだけ』会話術」です。「気づけば自分ばかりがしゃべっていて場がしらけた」「話題が見つからず、しどろもどろしてしまう」「沈黙が怖くて、相手の話を聞くどころではない」等々、話し方にまつわる悩みは、「聞き方」を改善すればすべて解決する! あるダメ営業マンのストーリーを通して、「沈黙」すら味方につけてしまう技術を学ぶ感動の1冊。ここ最近、コミュニケーション能力を上達させたく「聞き方」に関しての本を読み漁っています。冒頭の第1章を読んで、この本はこれまで読んできた本とまったく違う印象を持ちました。これまでの本では会話相手の「アゴに合わせる」なんて見たことがありませんでした。これはぜひ実践してみたいと思うのですが、いざやってみるとなかなか難しいです。相手のアゴの動きについていけないどころか、アゴにばかり気を取られて、肝心な話の内容が頭にあまり入ってこなかったりなど苦戦しています。「アゴを合わせる」ことを初めて学んだので、初心者にはまだまだ練習が必要なようです。続く第2章では「オウム返し」を学びました。こちらは他の本でも読んだことがあります。しかし「オウム返し」もなかなか難しいですね…。どの部分をオウム返せばよいのかとっさに判断できません。こちらも練習がかなり必要です。読み進めていくと、「仕草を小さく真似る」こと、「沈黙がやってきたら何かしゃべらなきゃ!ではなく味方につける」ことも必要だと記載されていました。どれも難しくて練習あるのみだなと思いました。僕はこれまでの癖でアゴを合わせたこともなかったし、オウム返しというより自分で勝手に解釈して決めつけたようなことを言っていたし(相手はさぞ嫌な気分になったと思います)、小さく真似ることなんて考えたこともなかったですし、沈黙が来たら「あーなんかしゃべんなきゃ!」となんでも良いからマシンガンのごとくしゃべっていたように思います…。沈黙は相手が考えをまとめて何か話そうとしていたかもしれないのに…(相手はさぞ嫌な気分にry)。反省と気付きをたくさん得られた本でした。1つずつゆっくり実践しようと思います。

久田和広が読んだ「好かれる人が絶対しないモノの言い方」

読書が大好きな久田和広です。今回紹介する本は、渡辺 由佳の著書「好かれる人が絶対しないモノの言い方」です。「あの言い方、よくなかったかな?」「なぜムッとされてしまったのだろう?」「どうして誤解されたのだろう」こんなふうに思った経験があるのではないでしょうか?言葉はとても不確かなもので、その言い方一つで、人間関係をよくすることも、悪くすることもできます。だから、自分が言葉を発するときには、気持ちの部分や事情をていねいに表現することが求められます。 そこで、本書は、言葉が生まれる前の「気持ち」をていねいに掘り下げながら、好印象を与える「モノの言い方」を、NGフレーズとOKフレーズを対比し、どのように言い換えればよいのかを理由とともにていねいに解説します。 特にビジネスシーンで役に立つことが満載でした。メモを取ることも多くこの本は定期的に読み返したいなと思いました。「ちょっと困ったことになりました…」と部長に言うのでなく「部長のお知恵を拝借したいことがございます」というと部長も気分がよい。電車で席を譲る時は「まだそんなトシじゃないよ!」等理不尽なことを言う人もいるので「どうぞ」や無言で席を立つのでなく「よろしかったらおかけください」と相手に判断を委ねると相手が不快にならない。会話では相手に6割話してもらう。他たくさんです。これまでNGなことばかり言ってしまっていました…。まず話す時に特に考えて話さないのが一番の問題なのですが、考えていたら空白の時間が長くなり会話が続かないし、間の取り方も今後の課題だなと気づかせてくれました。

久田和広が読んだ「聞く力―心をひらく35のヒント」

読書が大好きな久田和広です。今回紹介する本は、阿川 佐和子の著書「聞く力―心をひらく35のヒント」です。「面白そうに聞く」「なぐさめは2秒後に」「オウム返しで質問」等々「聞く」ための極意が満載! 「週刊文春」の名物連載対談「阿川佐和子のこの人に会いたい」が900回を超えた阿川佐和子さん。18年もの長きに渡って読者の支持を得てきたのは、堅物の企業経営者、大物女優から、10代のアイドルまで、老若男女とわず本音を引き出してきたからだろう。「相槌をケチらない」「『分かります』は禁句」「楽しそうに聞く」「事前に用意する質問は3つまで」など、名インタビュアーがビジネスにも通じる“聞く極意"を伝授します! 阿川さんといったら、報道番組のキャスター、エッセイスト、そして「週刊文春」の名物連載対談「阿川佐和子のこの人に会いたい」。本作を読んだのは、僕のコミュニケーション力が低いからぜひ参考にさせていただきたいと思いました。僕は人としゃべるのが割と好きな方ですが、いつも話し終わった後に、今回も自分の話ばかりしてしまっているような気がしていました。なので、「聞き上手」になりたいと思いました。本作を読んでまず心がけたいと思ったのは「相手の話を楽しそうに聴く」ということです。ということは話す相手に興味を持つことがとても大事なんだと思いました。阿川さんの軽快な文章は非常に読みやすく、読み終えると人と話したくなる本です。

久田和広が読んだ「グラスホッパー」

読書が大好きな久田和広です。今回紹介する本は、伊坂幸太郎の著書「グラスホッパー」です。妻を轢き逃げした男に復讐するために職を辞し、裏社会で男の父親が経営する会社に入社した鈴木。ところが、男は自分の目の前で車に轢かれてしまった。業界には「押し屋」と呼ばれる殺し屋がいるという。命じられるままに押し屋を追った鈴木だが、待っていたのは妻と幼い息子のいる家庭だった。温かい家族に戸惑う鈴木だが、会社からは息子の敵を討たんとする電話がかかってくる。一方、自殺専門の殺し屋・鯨は過去を清算するために、ナイフ使いの殺し屋・蝉は手柄を立てるべく押し屋を探していた。妻を殺されて犯人に復讐しようとしている一般人の鈴木と、鯨・蝉・槿(ムクゲと書いてあさがおと読む)・スズメバチなどの殺し屋がたくさん出てくる終始暗い話です。先が気になり1日で読んでしまいました。鈴木、鯨、蝉の3人の視点で話が進みます。豪華なキャストで映画化され、話題になりました。僕は蝉の上司である岩西というキャラが掴みどころがなく好きだったのですが、殺されてしまった時は衝撃でした…。グラスホッパーを読み始めた頃は伊坂幸太郎さんの作品をあまり読んだことがなかったので先がわかりませんでしたが、岩西が殺された辺りから主役級の人物の命が危うくなってきたなと思いました。そして問題のラスト2行…僕は全くよくわかりませんでした。ネットで調べて「ああ!」と言いました笑。スピード感があり、おもしろい作品だと思いましたが、続編のマリアビートルの方が好きです。

久田和広が読んだ「終末のフール」

読書が大好きな久田和広です。今回紹介する本は、伊坂幸太郎の著書「終末のフール」です。八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。世界の終わりがわかった上でそれぞれが過ごしている不思議な短編集でした。どの話でもあと3年で世界が終わることから、自分もなんだか世界があと3年で終わるような感覚に陥り、悔いのないように生きたいと思いました。会っておきたい人には会っておき、やってみたかったことにはやってみる。あと3年で世界が終わらなくても後悔のないように生きたいと思わされました。たまに自分が末期がんだったらどうするだろう、と思うことがあります。末期がんだったらきっと会いたい人に会いに行って、「末期がんじゃなかったらよかったのに」という結果になると思うので、末期がんではない今、会いに行きたいです。本作では世界の終わりがわかってもこれまでと同じ生き方をしていたり、熱中できることを見つけたりしている人物が多く登場し、そんな生き方をしたいなと思いました。

久田和広が読んだ「Life in the Desert 砂漠に棲む」

読書が大好きな久田和広です。今回紹介する本は、美奈子 アルケトビの著書「Life in the Desert 砂漠に棲む」です。季節により、あるいは時間帯によってもさまざまに表情を変える「砂漠」の幻想的な美しさと、アラブ首長国連邦(UAE)の砂漠に暮らす日本人女性の暮らしを美しい写真で伝えるエキゾティックなネイチャーライフ写真集。著者は「はなもも」の名前でTwitter やブログに多くのフォロワーを持つ美奈子アルケトビさん。砂漠の雄大さや美しさ、また200匹の動物たちとのあったかライフを余すところなく伝えます。こちらの著者は友人から教えていただき、ツイッターでも楽しませていただいております。UAE(アラブ首長国連邦)に嫁いだ日本人女性の写真集です。彼女は砂漠に棲んでいますが、「砂漠に住んでいたら飽きるのでは…」と最初僕は思いました。しかし、こちらの写真集には砂漠といっても様々な顔がありました。朝の砂漠、夜の砂漠、めったに降らない雨の後の砂漠、吹いた風で姿を変える砂漠。砂漠に一緒に棲む200以上の命との毎日。砂漠に生きる家族。砂漠が飽きないことを知りました。それからラマダンなど、UAEの暮らし(イスラム教)についても知りました。また、著者はガゼルとも暮らしていますが、ウシ科のガゼルと一緒に暮らせることはUAEでも珍しいそうです。著者は自分の知らない世界を教えてくれます。これからも続く、たくさんの命と向き合う生活は大変そうですが、見るだけでとても癒やされる本です。

久田和広が読んだ「伝え方が9割」

読書が大好きな久田和広です。今回紹介する本は、佐々木 圭一の著書「伝え方が9割」です。同じ内容なのに、伝え方で結果が変わってしまう。これは驚くべきことと思うかもしれません。ですが、あなたは今までの人生で、「伝え方で変わるのでは?」と、うすうす気づいているのではないでしょうか。伝え方にはシンプルな技術があります。この本は、著者が膨大な時間とトライ&エラーで導き出した方法論を整理しました。料理のレシピのように、誰でもコトバをつくれるよう体系化してあります。誰でも自分の日常から、試行錯誤の上で伝え方の技術を身につけることもできますが、それだと辿り着くまでに十数年かかってしまいます。効率がよくありません。この本は、著者のように回り道をしなくても魅力的なコトバを最短でつくれるよう構成してあります。著者の佐々木さんはもともと文章を書くのが人一倍苦手だったそうです。作者も本の中で仰っていますが、伝え方を自分で模索するより、この本を何度も読んだほうが伝え方が上手になる近道であると思います。なので、何度も読み返して実践し、伝え方を磨きたいと思います。自分の頭で思いついたことだけをただ話すのではなく、相手のメリットも考えて伝えられるようにしたいです。こちらの本を読み、ジャイ◯ンの伝え方がいかによくないかわかりました。しかもジャイ◯ンの場合は従わないと暴行が追加されますので「ノー」とは言わせませんし、非常にタチがよくありません。笑

久田和広が読んだ「年収90万円で東京ハッピーライフ」

読書が大好きな久田和広です。今回紹介する本は、大原扁理の著書「年収90万円で東京ハッピーライフ」です。年収90万円で、誰よりもハッピーに暮らす方法(しかも東京で)。タイトルに惹かれて読みました。上記の1行があらすじなのですが、とてもざっくりしています笑。東京で年収90万円とは一体どこに住んでいるのか?と思いましたが、西東京で駅からもかなり離れた月2.8万円の部屋に住んでいるそうです。著者は週に2日、介護のお仕事をされています。週休5日ということです。そして失礼ながらどんな粗悪な暮らしをしているのかと思ったら、オーガニックや自炊での粗食など理想的な食生活でした。また、「好きなことをする」生活というより「嫌なことをしない」生活をしています。「嫌なことをしない」生活は不機嫌になることもなく、ストレスもたまらないのでいいなと思いました。僕だけかもしれませんが、この本を読んでいると癒やされるような、のんびりした気分になります。著者のような生き方もありだなと思います。しかし今のところ僕はその生活をする勇気がありません。著者は海外に1年間暮らしていたそうです。保守的かと思ったら行動的な人だなと思いました。考え方は人それぞれですが、僕は友人や家族が居ないとダメな人間です。そして、慣れるかもしれませんが、週休5日になったらすることが思いつきません。。ですが、死ぬ時に後悔をすることのひとつに「趣味にもっと時間をかければよかったと思う」と聞いたことがあります。今は人生の多くの時間を仕事で費やしており、趣味もふわっとしていますが、自分のやりたいことをしっかり見つけて死ぬ時に後悔が少ないように生きたいです。著者は本作の前にも「20代で隠居 週休5日の快適生活」という本を出版されているので、こちらも読んでみたいと思います。

久田和広が読んだ「朝食を抜いたらこうなった」

読書が大好きな久田和広です。今回紹介する本は、甲田光雄の著書「朝食を抜いたらこうなった」です。断食・少食療法、生菜食健康法の研究と実践ですばらしい実績をあげてきた著者が現代栄養学に挑戦。現代人の宿痾、飽食・過食にひそむ危険性に警鐘を鳴らし、朝食抜きで起きるさまざまな問題が、実は病気回復に伴う好転反応であることを解明、朝食抜きの高血圧・アトピー性皮膚炎・糖尿病・円形脱毛症など数多くの症例へのすぐれた効用と実践を、食事のレシピや検査の数値も掲げて具体的に解説する。本の中にも記載がありますが、僕も「朝食をしっかり食べないと一日の活力にならない」というのは現代栄養学の間違った認識だと思います。以前、海外旅行に行った時に、朝食をほとんど食べない日がありました。朝食だけでなく、昼食や夕食もロクに食べていなかったのですが、すばらしく快便でした。トイレに行くたびに快便なのです。帰国する頃にはダイエットは狙っていなかったのにすっかり痩せられました。何も食べなくても快便だったのですから、あれはきっと著者のいう「宿便」だったのだろうと思います。こちらの著書は主にタイトル通り、甲田医院を訪れた患者さんが、甲田医師に指示された「朝食抜き」等を実行し、どうなったかという事例がたくさん紹介されています。僕もぜひ取り入れたいのですが、朝食抜きは簡単ですが、昼食や夕食に食べるもの(玄米生菜食)、そして間食禁止はなかなかつらいところであります。しかし、大病にかかってしまった時に有効な方法であるということがわかって安心しました。いえ、病気になる前に実行し…ます、たぶん…。

久田和広が読んだ「さるのこしかけ」

読書が大好きな久田和広です。今回紹介する本は、さくらももこのエッセイ「さるのこしかけ」です。小学生時代の間抜けな思い出から、デビュー後のインド珍道中や痔との格闘まで。日本中を笑いの渦に巻き込んだ爆笑エッセイ。ベートーベン「運命」のメロディとともに肛門を襲った強烈な痔を完治させた、驚きのドクダミ療法。台風直撃、さらに食中毒にも直撃された台湾旅行。そして、「ノー・プロブレム」な国民性に振り回された、初めてのインド…。日本中をわかせた、爆笑エッセイ。「もものかんづめ」に続く第2弾のエッセイです。こちらも前作同様に抱腹絶倒ですので、公共の場所では読めません。まずはじめからドクダミで痔を治すエピソードです。今作もパンチが効きまくりです。以前お茶で水虫を治していましたが、今回もドクダミによって治癒を試みていました。インド旅行の案内人が大麻(おおあさ)さんという名前というのも衝撃的です。インドで大麻とはこれいかに…。さくらももこ氏は笑いの神に愛されているのかもしれないですね。笑うエピソードが圧倒的に多かったのは確かですが、中には感動させられる話もありました。「いさお君がいた日々」はそのひとつです。さくらももこと同い年のいさお君は特殊学級の生徒でした。いさお君は通常の学習についてゆくのが難しい子で、他の同級生にからかわれたり、笑われたりしていましたが、さくらももこ氏は「振り回されているのは周りの子供達だけで、いさお君は間違いなく自分の中心を持っていた」と考えていました。ある日いさお君が学校を抜け出したことがありました。その時も「逃げ出したというより、行ってみたいから行ってしまったという方が的確であろう」と考え、いさお君の目的が達成されたかを気にしていました。いさお君自身の気持ちを尊重した考えは、小さい頃から簡単にできるものではありません。