久田和広が読んだ、「しゃぼん玉」
読書が趣味の久田和広ですが、メルカリやラクマなどのフリマサイトで本を買うこともあります。
もう今は手に入らないという本を見つけるのにも重宝しています。
あと、
シンプルに安いんですよね。中古というだけであればブックオフとかで買ってもいいんですけど、個人間のやりとりなので、店で買うより安く済みます。
とはいえ、あまり高額な本を買ってしまうと、詐欺とかが怖いので買えないんですけどね。
袋を開けてみたら、別の本が入っていた!なんて話も聞いたので……。
もちろん、殆どの人が詐欺なんてせずにちゃんと本を送ってくれるんですけどね~!
掘り出し物があるというもの、フリマサイトならではです。
重版がかかる前の本とか、初版本とか、もう店頭からもネットショップからも消えてしまった本とか……。
探しているだけでも楽しいのですけど、読書ではなく、「本を買う」ことが目的になってしまわないように気を付けたい久田和広です。
さて今回は、「しゃぼん玉」を読んでみました。
女性や老人だけを狙って通り魔や強盗などの卑劣な犯罪を繰り返していた青年が、ある山村に逃げ込む。
青年を村の老婆の孫と勘違いした村人たちは、彼を歓待するが――……といったストーリーです。
心理描写がうまく表現されているので、読み進めるうちに感動しました。
もちろん、主人公がやったことを赦すことはできませんが……。
どんな人間でも更生できる、やり直し出来る……ということを信じられる話でしたね。
古き良き日本の田舎の姿でもあり、こんな村の集落がどこかに残っていてほしいなと感じてしまいました。
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