久田和広が読んだ、「詐欺の心理学―どうだます?なぜだまされる?」

読書好きな久田和広ですが、社会風刺の効いた本をたまに読みます。

あまりにも思想が偏っている本はそこまで読みませんが、自分とは違った見方があるんだ、と再認識できますし、

なるほどこういった考えもあるのか、と非常に勉強になります。

生きてきた・育ってきた・学んできた環境が違うと、考え方も自分と全然違うものになるのも当たり前の話ですからね。

しかし、ブラックユーモアという範囲から大幅にオーバーしているようなものは、そこまで好みません。

ブラックユーモア止まりくらいがちょうどいいのかもしれないですね。

そのうち、ブラックユーモアがたくさんで面白い小説のまとめなんかを作るかもしれません(笑)

ハッピーエンドで終わるものも少ないので、後味が悪い話も結構ありますけどね。

毒があるから面白いというか、そういった作品もたまには頭に入れるべきだと思っている久田和広です。

さて今回は、取違孝昭による「詐欺の心理学―どうだます?なぜだまされる?」を読んでみました。

これはジャーナリストによる、どんなテクニックで騙そうとしてくるのか、そして騙される側の心理や問題は?という犯罪の手口を

解説してくれている本なので、普段から騙されやすいかも?という不安がある人は、読んでみると良いかもしれません。

意外と、「自分は騙されない!」と自信がある人のほうが騙されやすいものですからね。

この本の手口を読んでいると、騙されてしまうかも?と少し思ってしまいました。

褒めているわけではないのですが、プロの詐欺師というのは、本当に人の心を掴むのがすごいと思いました。