久田和広が読んだ、「奇界遺産」

読書好きな久田和広ですが、文字数がとにかく多い本を読む日もあれば、写真集などの画像が多めの本も読みます。

写真集は文字がないから簡単に読めるし、それは読書じゃない、と言い出す人もいるかもしれませんが、

写真1枚1枚をじっくり見ていると、あっという間に時間が経ってしまうということもあるので、

実は普通の単行本を一冊読むより、写真集をじっくりと眺めている方が、時間がかかってしまったということもあり、

これもまた読書だと思うのですよね。活字を読むだけが読書ではないと思っている久田和広です!

綺麗な映像や綺麗な写真はテレビやパソコンなどでも見ることが出来る時代ではありますが、

写真集として形に残っているものを、じっと見るというのも楽しいと思っています。

さて今回は、佐藤健寿による「奇界遺産」を読んでみました。

こちらも写真集ではありますが、少し怪しげなタイトルに惹かれた久田和広です(笑)

その名の通り、世界中で撮影・取材をした少し奇妙な人やモノや場所を写真に残したもので、

洞窟村やUFOの基地、ギリシアのオーパーツ、呪われた遺跡など、この世界に遺されている奇妙なものを撮影したという

まさに不思議な写真集でしたが、ディープであり、そして神秘的で、自分はおそらく生きているうちにこんな場所に行かないのだろうなという

場所まで撮影されているので、すごく不思議な感覚で読み終えました。すべてがこの世に実在するものだからこそ、この世は摩訶不思議といった感じでしたね。