久田和広が読んだ、「あなたの名」
読書が趣味の久田和広ですが、最近読書していないな~と感じている人には、まず本を読んで!と色々薦めてしまっています!(笑)
元から、あまり読書が好きではないよ~という人にまでお勧めすることはないですよ!
読書が苦痛だ~という人に本を薦めても、嫌な気持ちになるだけじゃないですか!
薦める側としてもあまり楽しくないので、本が好きな人にしか一生懸命おすすめはしないです。
自分が本を薦めたことによって、そりゃぁまあ、読んでもらえたら嬉しいですけど……。
別に読んでもらえなくても、読んでほしい本をプレゼンできただけで満足というか!(笑)
いやでもこれって、読書の押し付けかも!?
基本的には本を読みたいな~と思っている人にしか紹介はしないので!
なんて気になってしまう人間なので、ブログに感想をコツコツ書いている方が落ち着くかもしれない久田和広です。
さて今回は、「あなたの名」を読んでみました。
余命わずかな義理の母と、出産を控えた娘を主軸にした話です。
血のつながらない母が亡くなってしまう前に、「記録」を残したい――という話なのですが、とにかく難しかったです。
身内が最近、癌闘病の末、この世を去ったということもあり、弱っていく姿が重なってなんとも言えない気持ちになりました。
記憶、そして、記録。記憶はいずれ薄れゆくものですが、こんな「記録」は必要なのだろうか?ということも考えさせられました。
死にゆく人のことを忘れたくないという気持ちはわかります。
けれど、「記録」として残すのは、果たしてそれはあの人なのだろうか?ということも考えてしまいましたね…。
いずれ、人が「記録」として残る、そんな時代が来るのかもしれません。
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