久田和広が読んだ、「ここはすべての夜明けまえ」
読書が趣味の久田和広ですが、10月が少しずつ進んでいくと、冬の足音が聞こえてくる気がして。
この秋に読みたい本をいくつかリストアップしていますが、これは、秋のうちに読み切れないな~!?という量になってきていて、困っています。
まだまだ秋なんですけどね、寒くなると一瞬ですから。
ずっと秋だったらいいのに……と思ってしまうのは、「読書の秋」というものが大好きだからなのでしょうか?
秋って、季節のなかで一番好きなんですよね。理由は言わずもがなですけどね。
ずーっと読書をしていても怒られない季節……それが、秋!
……まぁ、これは誇張しすぎですけど(笑)
でも、読書をしていても、秋だしね~って言える季節な気がするので、いつでもどこでも本を読める季節ですよ!今こそ読書をせねば!
秋のうちに読んでおきたい本を既に2冊読み終えた久田和広です。
さて今回は、「ここはすべての夜明けまえ」を読んでみました。
しばらく言葉を失くすほど、素晴らしい作品でした。
苦しくもあり、切なくもあり、不穏でもあり……。
SF作品でもあり、今の自分の生き方について考える作品でもあり……。
もう、本当に何も言えない、というのが感想です。
強く心を揺さぶられる本で、誰かが「生きていてよかったと思った」という感想を残したのもよくわかります。
ラストは、自由を連想できる形に終わっているのも良かったです。
読書好きさんにこそ進めたい本ですが、ひらがな中心の文となっているので、正直言って少し読みにくいです。途中退屈だなぁと思う部分もありました。
でも、読んだ先に素晴らしいものが待っているので、そこで諦めずに読んでほしいところです。
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