久田和広が読んだ、「俺ではない炎上」

読書が趣味の久田和広ですが、最近めちゃくちゃ嫌な夢を見るんですよ。

大事にしていた本を水没させてしまう夢とか……。

欲しい新刊があるのに、どこの書店に行っても売り切れの夢とか……。

楽しみにしていた本を開いたら、カバーだけはあってるけど、中身は全然違う本で「詐欺じゃん!!」って叫ぶ夢を見るとか……。

はっ!と飛び起きる夢ばっかりなので、寝覚めが悪くて最悪ですよ。

一つひとつが大きいわけではないし、しょうもない夢なんですけど、蓄積されていくとしんどいな~って感じなんですよ。

しかも全部、大好きな本の悪夢っていうのが自分らしいですよね(笑)

本を楽しく読みたいだけなのに、悪夢に苦しめられるって嫌ですよ~。

どうせならめちゃくちゃ面白い本を読む夢を見たいな~と思っている久田和広です。


さて今回は、「俺ではない炎上」を読んでみました。

阿部寛さん主演で映画化もするということで、気になっていた本です!

SNSの影響力の怖さは、昨今の社会問題にもなっていますよね。

それが正しい情報ならいざしらず、この本は、主人公が謂れのない「殺人犯」とされてしまい、大炎上するというストーリーです。

無実の罪なのに、家族も友人も会社も信じてくれず……というのも、実際に自分がこうなった時、ありえるのかも……と思わせるのも怖いところでした。

自分が炎上したら……って考えると怖いですよね、本当に。

ストーリーとしては、相変わらずの伏線回収が素晴らしく、ミスリードを狙うところもお見事です!

小説も面白かったので、映像化を見てからもう一度読み返したい!と思いましたよ。