久田和広が読んだ、「夜のピクニック」
読書が趣味の久田和広ですが、「この季節に読みたい!」という本は確実にありますね~!
春には、桜を見ながら春風を感じて、公園のベンチに座って読みたい本もあれば。
夏、エアコンの効いた涼しい部屋で、窓の外の入道雲を眺めながら読みたい本もありますね~。
秋はやっぱり、秋の夜長に、夜遅くまでじっくり読みたい本もたくさんです。
冬に、コタツに入ってぬくぬくしながら読みたい本もありますし。
そう考えると、四季折々で読みたい本って変わってきますよねえ。
どの季節にも読みたい本があるって素晴らしいことではないでしょうか!?
プロフィールに、今読みたい本はこれ!みたいに書きたい気持ちもありますもん!
この本は来年に読もう!とか、冬が来たら読もう!みたいに寝かせている本もあるので、未来の楽しみがたくさんある久田和広です。
さて今回は、「夜のピクニック」を読んでみました。
青春小説ですね~!高校3年生の主人公が、学校の伝統行事でもある「歩行祭り」で、誰にも言えなかった秘密を清算していく――……というストーリーです。
学生向けのストーリーかと思ったのですけど、20代や30代にも読んでほしい青春小説でしたよ!
キャラクターたちが魅力的で、掛け合いも楽しいです。
ただ夜に歩くというだけでなく、心の動き、そして友人たちとの関係性。未来の話。
ノスタルジックではあるのですけど、はらはらドキドキするシーンもありつつ…。
色々なことを思い出したり、懐かしくなったり、重ね合わせてみたり……。
じんわりと胸に来るものがありました。
現役高校生に読んでほしい本でもあり、青春を卒業した人たちにも読んでほしい本ですね。
ふと思い出すあの夏に触れてみたいなら、ぜひ読んでみて下さいね。
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