久田和広が読んだ、「星を掬う」

読書が趣味の久田和広ですが、たまに、この本読んだっけ?となることがあります。

というか割と皆さんよくあることじゃないでしょうか!?

読書家だと、膨大な数の本を読んでいるので、読んだタイトルを覚えていないことも多いです。

ハードカバーから文庫になる時に、表紙が変わってしまうと余計に混乱します。

さすがに1冊読み切るまでに思い出しますけどね。

序盤で、「あれ?これ、読んだかも?」ということに気づき、途中で、「あ~やっぱり読んだわ!」となるやつですね。

そうならないよう、こうしてブログに備忘録も含め、読書記録を残しているわけですが、インスタでも同じことをやっている人をよく見かけますね。

他にもアナログ手法としてノートに残している人も結構いますね。

ついでにちょっとした感想もノートに残すんです。後から読み返すと面白いですよ。

今後も読書記録はつけていきたいと思っている久田和広です。


さて今回は、「星を掬う」を読んでみました。

夫のDVから逃れた先のシェアハウスで出会ったのは、自分を捨てた母親で――……というストーリーです。

割と重そうなあらすじだったので、ドキドキしながら読みましたが、一気に引き込まれました。

虐待や痛々しいシーンなどもあるので、人を選ぶ作品かもしれませんが、重い話ながらも、とてもいいお話でした。

読むのが苦しくもあり、それでいて一気読みできるほどの良さがある本でしたね。

「娘」視点で読むのか、「母親」視点で読むのかも、人によって変わって来るでしょうし、それによって抱く感想も違いそうです。

加害者が救われようとしてはいけない、という言葉は、本当にその通りなのかもしれないと思いました。

他人のせいではない、環境のせいではない、すべて自分自身が決めることなのだ、ということは覚えておきたいものです。