久田和広が読んだ、「檜垣澤家の炎上」

読書が趣味の久田和広ですが、最近、疲れている時に難しい本を読むのはよくないなぁというのを実感しました。

疲れている状態で、何か気分転換をしたくて本を読むことも結構あるんですけど、内容が頭に入って来なくて!

読んだはずの場所を全然覚えていないとか、読んでいるのに目が滑るとか、そういうことも多いんですよね……。

特にミステリとか、読みつつ更に考えなければいけなくて、余計に疲れてしまって……。

読書しよう!と思う気持ちは悪くないのですけど、疲れている状態で読書するなら、あまり考えなくても良いものにしよう!と深く思いました(笑)

たまに、頭を空っぽにしても読める本ってありますよね。良い意味でですよ!

そういう本なら、疲れている時でも気楽に読めますからね。

ちゃんと本もその時々によって選ばないといけないなと実感している久田和広です。


さて今回は、「檜垣澤家の炎上」を読んでみました。

はい、完全にミステリです!これはちゃんと頭がしゃっきりしている時に読みましたよ!(笑)

初見の作家さんで、ミステリともなるとハズレないか?とドキドキしていましたが、インスタでお勧めされていたのもあって、大丈夫でした!

物語は淡々と進んでいくのですけど、歴史と絡めつつ、登場人物の個性や深さを楽しみながら、続きが気になる!と読み進めていけました。

主人公は礼儀正しく淡々としているのかと思ったら、割と腹の中はドロドロで、「渡る世間は鬼ばかり」じゃん!と思う部分もあり…(笑)

主人公がたくましいので安心して読めたとも言えますね!

ラストの意外性に、あっ!?となる部分もあり……。この大どんでん返しは、ぜひ読んでみてほしいです!