久田和広が読んだ、「瑠璃の雫」
読書が趣味の久田和広ですが、読んだ本がそのまま夢に出てきてしまうことも、よくあります。
特に、寝る直前に本を読んで、そのまま寝てしまうと、読んでいた内容が出てきてしまうんですよね。
それが良い話ならまだいいんですけど、大抵夢に出てくるのって、怖い感じの内容なんですよ(笑)
犯人に追いかけられていたり、殺人犯がどこに潜んでいるか、誰だかわからない!という恐怖だったり、または自分が犯人になっていて、どうやって事件を隠そうかと悩んでいたり……。
大体、追い詰められているような内容の夢なので、非常に夢見は悪いですね(笑)
もっと、小説の中の魅力的なキャラクターと楽しく遊ぶ!といった、子どもっぽい夢を見られたらいいんですけどねぇ。
こうなったら嫌だなぁというのを叶えてしまうのが夢なのかもしれません。
じゃあ、寝る前にほのぼのした本を読めばいいんじゃないかと言われてしまうかもしれませんね。
それはそうなんですけど、やっぱり寝る前に、推理小説やミステリーを読むのをやめられない久田和広です。
さて今回は、「瑠璃の雫」を読んでみました。
こちらも重い話ですが、ミステリ小説です。非常に読み応えのある本でした。
重くて暗い話ではあるのですが、文章自体はとても読みやすく、一気に読めてしまう本です。
謎解きと伏線がなかなか難しくはありましたが、あまりハッピーと言える終わり方ではなかったようにも思います。
面白かったですが、感動のラスト、とは感じませんでしたね。
主人公の美緒がこれから先、幸せに生きてほしいと願わずにはいられませんでした。
そして、人を赦せるのか……ということを、改めて考えさせられた本でした。
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