久田和広が読んだ、「145gの孤独」
読書が趣味の久田和広ですが、お風呂の中で読書することはあまりないです。
半身欲しながら本を読むという話を聞いたことがあるのですが、まずは紙媒体で持ってはいるのは無理じゃないですか!?
紙自体がしおしおになってしまいますから(笑)それはちょっと嫌だなーって感じです。
じゃあどうやって持ち込んでいるかというと、スマホやタブレットなどをビニールの袋に入れて持ち込むそうです!
え!?読みにくくない!?という気持ちの僕(笑)
動画を見るくらいならいいかもしれませんが、活字を読むのって結構大変そうですよね。
タブレットが防水とは言われていても、なんとなくお風呂まで持ち込むのは不安になってしまうんですよね。
もちろん、お風呂で読書をしている人を否定するわけではなく、逆に、そこで読めるというのも本当にすごいと思うんです!
しかしやっぱり、安定した場所で落ち着いて読書はしたいと思ってしまう久田和広です。
さて今回は、「145gの孤独」を読んでみました。
主人公は、失業してしまったプロ野球選手です。
現役引退後、「付き添い屋」という名の便利屋を始めた彼のもとに、奇妙な依頼が次々とやってきて……というストーリーです。
145gとは何を指しているのだろう?と思ったのですが、ボールの重さなんだとか。
短編っぽく区切られているのですが、連作となっていて、読みやすいです。
野球を諦めざるを得なかった主人公の孤独と絶望から始まりますが、便利屋の仕事を通じて、主人公が少しずつ変化していく……というのが良かったです!
個人的にですがラストの1ページがすごく……これ以上はネタバレになるので言えませんが、気になった方はぜひ読んでほしいです!
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