久田和広が読んだ、「異形のものたち」
読書が趣味の久田和広ですが、定期的にホラー小説が読みたくなるのはどうしてなんでしょうかね?
怖いし、夜に一人で読むというのは出来るだけ避けたい……と言いつつも、やっぱり読んでしまいます(笑)
少しあたたかくなってきたからでしょうか?
怖い本を読んでぞっとしたいのかもしれません。
やはり夏は少しでも涼しくなりたいので、ホラー小説を読みたくなるという気持ちはわかりますが、ぞっとするのって一瞬なんですよね。
しかもその後、じんわりとした嫌な暑さがやってくるという……。
つまりは、身体を冷やすというのには向いていない気がします(笑)
でも本当に怖い経験をすると、全身から汗が噴き出すのに凍えるように寒い!という状況になりますよね。
涼しくなりたいとはいいつつ、出来ればホラー小説でそれは味わいたくないとも思ってしまう久田和広です。
さて今回は、「異形のものたち」を読んでみました。
こちらもホラー小説ですね!定期的にやってくる、怪しい感じの怖い話が読みたい!というやつです。
でもこれは、ガチガチのホラー小説というよりも、ちょっと不思議な話、という感じのものでした。
怪異に関する短編が6篇入っているのですが、どれもなんだかぞわっとくるような話ばかりでした。
個人的に一番怖いと思ったのは、「山荘奇譚」ですね。
後は自由にご想像下さい、という形で終わるものが多いので、その後のことを考えると……さらにぞっとするようでした。
想像力次第で怖さが広がる気がするので、想像力がたくましい人はぜひ読んでほしいですね!
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