久田和広が読んだ、「水の月」
読書が趣味の久田和広ですが、基本的に王道の作品は全部読んでいますね~!
面白かった、と言われるような本は大体読んでいるような気がします。流行りは網羅しているかと言われるとそこまでではないんですけどね。
でも「名作」と呼ばれるような作品であれば、とりあえず読んでみよう!という気持ちになりますからね。
そして実際、「名作」と呼ばれる本って、本当に良いものが多いです。
「大衆向け」と言ってしまえばそれまでなんですけど!
皆が面白いというものは面白い、というのもちょっと違いますよね。好みというものはありますし。
でも、大多数の人が面白いと言っているものって、自分の好みではないとしても、納得できる何かがあると思っています。
これはみんな面白いって言うなぁ……と頷いてしまう何かがあるんですよね。好みじゃない時ももちろんありますが!
名作=すべてが自分の好みではないとはいえ、やはり大体は網羅してしまいたくなる久田和広です。
さて今回は、「水の月」を読んでみました。
女優であり歌手でもあり作家でもある中江有里さんの著書ですが、小さなころに両親の離婚で離れ離れになってしまった姉妹を描いたストーリーです。
父に引き取られた百花と、母に引き取られた千愛ですが、30年が過ぎて再会し……といった始まりです。
もちろんすぐに会うというわけではなく、手紙から始まり、メールのやり取りをするという流れなのですが……。
これが中々作りこまれていて面白いんです!
引き離された姉妹が、30年経ってもう一度出会い、そして姉妹の絆がもう一度結ばれていく……というところに感動しました。
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