久田和広が読んだ、「呪いと日本人」

読書が好きな久田和広ですが、基本的になんでもかんでも読めるとはいえ、たまには読めない本にぶつかることもありますね。

難しい本、というよりも、文体が合わなかったとか、しんどすぎる本だったとか、あまりにもつまらない本だったとか。

この場合、自分に合わなかった、というのが一番正しいのでしょうね。

難しかったとしても、調べつつ読めばなんとなく読み進められる本もあれば、調べたところでお手上げ状態の本もありますし(笑)

本当にたま~にではありますが、どうしても辛くて読み切れなかった、という本にも出会い、その本のことは一生忘れられない、ということも。

逆に辛すぎるからこそ覚えてしまうんですよね。出来れば楽しく面白い本ばかり読んでいたいのですけど!(笑)


でも、すごく記憶に残るような本にも出合えるからこそ、読書は楽しいし、やめられないんだろうなーと思う久田和広です。

さて今回は、「呪いと日本人」を読んでみました。タイトルからしてちょっと怪しげですね!

民俗的な本で、昔の呪術や呪詛とはなんだったのか?という、日本の歴史においての「呪い」を解読していく、という本ですが、「呪い」というものは、本当に昔からあったということにちょっと驚きました。

考察なども交え、日本にはどんな呪いがあり、どう変わってきたのか、ということもわかります。

今の時代よりも、昔のほうが「呪い」は信じられていたのではないでしょうか?

この本を読んで思ったことは、やっぱり、人を羨んだり妬んだりしても、「呪う」ということころまでは行きたくないなぁ、ということでしたね。