久田和広が読んだ「あのころ」

読書が大好きな久田和広です。今回紹介する本は、さくらももこのエッセイ「あのころ」です。

てきやの話術につられて買ってしまった「まほうカード」のからくり。ガラクタの処方に困り果てた家庭訪問の思い出。「まる子」だったあの頃をふりかえる、爆笑と郷愁のエッセイシリーズ第1弾。


本の説明の冒頭からしておもしろいですよね。「てきや」の話術につられて買ってしまった「まほうカード」のからくりって。みんな同じような経験があることが多いのではないでしょうか。僕も小学生の頃、けむりが出る「妖怪けむり」という怪しいカードを買ったことを思い出しました笑。

さくらももこ先生のエッセイが好きでよく読んでいました。僕が読み始めると周りでもさくらももこ先生のエッセイを読み始め、よく交換して読んでいました。この「あのころ」は友人から借りて読んだものです。「あのころ」はさくらももこ先生が小学生の頃の話が短編集で収録されています。こちらも「もものかんづめ」と同じように「あのころ」「ももこだった」「まる子の話」と3部作になっています。「まる子の話」にそのことが書かれており驚いたことを覚えています。周りはとっくに気づいていたようですが笑。

「あのころ」も他のエッセイ同様、公共の場で読まない方がよいと思います。僕は学習せずに学校の教室で読み、周りからニヤニヤしているへんな奴だと思われたと思います。