久田和広が読んだ「話さなくても相手がどんどんしゃべりだす 『聞くだけ』会話術」

読書が大好きな久田和広です。今回紹介する本は、松橋良紀の著書「話さなくても相手がどんどんしゃべりだす 『聞くだけ』会話術」です。

「気づけば自分ばかりがしゃべっていて場がしらけた」「話題が見つからず、しどろもどろしてしまう」「沈黙が怖くて、相手の話を聞くどころではない」等々、話し方にまつわる悩みは、「聞き方」を改善すればすべて解決する! あるダメ営業マンのストーリーを通して、「沈黙」すら味方につけてしまう技術を学ぶ感動の1冊。

ここ最近、コミュニケーション能力を上達させたく「聞き方」に関しての本を読み漁っています。冒頭の第1章を読んで、この本はこれまで読んできた本とまったく違う印象を持ちました。これまでの本では会話相手の「アゴに合わせる」なんて見たことがありませんでした。これはぜひ実践してみたいと思うのですが、いざやってみるとなかなか難しいです。相手のアゴの動きについていけないどころか、アゴにばかり気を取られて、肝心な話の内容が頭にあまり入ってこなかったりなど苦戦しています。

「アゴを合わせる」ことを初めて学んだので、初心者にはまだまだ練習が必要なようです。

続く第2章では「オウム返し」を学びました。こちらは他の本でも読んだことがあります。

しかし「オウム返し」もなかなか難しいですね…。どの部分をオウム返せばよいのかとっさに判断できません。こちらも練習がかなり必要です。

読み進めていくと、「仕草を小さく真似る」こと、「沈黙がやってきたら何かしゃべらなきゃ!ではなく味方につける」ことも必要だと記載されていました。どれも難しくて練習あるのみだなと思いました。

僕はこれまでの癖でアゴを合わせたこともなかったし、オウム返しというより自分で勝手に解釈して決めつけたようなことを言っていたし(相手はさぞ嫌な気分になったと思います)、小さく真似ることなんて考えたこともなかったですし、沈黙が来たら「あーなんかしゃべんなきゃ!」となんでも良いからマシンガンのごとくしゃべっていたように思います…。沈黙は相手が考えをまとめて何か話そうとしていたかもしれないのに…(相手はさぞ嫌な気分にry)。反省と気付きをたくさん得られた本でした。1つずつゆっくり実践しようと思います。