久田和広が読んだ、「透明な夜の香り」
読書が好きな久田和広ですが、ふらっと本屋に寄って、新刊のところから気になった本を見繕うのも好きです。
最近はどうしても保守的になりがちで、好きな作家の本、知っている作家の本、話題になった本を選んでしまいがちで、気になる本はネットで買ったり、予約しておいたりと、本屋に行かなくても何とかなる生活を送っていたんですよ。
特にコロナ禍もありましたから、本屋に行く必要はあまりないな、なんて思っていて、
でもやっぱり、本屋に行くと夢が広がりますよね!
まず、立ち読みが出来るので、気になる本をチェックできるんですよ!
これ、どんな感じかな?というのが実際に読んで確認できるので、購買欲も高まる気がします。
あれも欲しいこれも欲しいってなってしまって、最終的にお会計が1万円超えることもザラです(笑)
これは本のネット通販では出来ない楽しみかな~と思っている久田和広です。
さて今回は、「透明な夜の香り」を読んでみました。
これは新刊の気になる本でした!元々2020年にハードカバーで出ていた本ですが、読んだことはなかったんですよね。
この度文庫化したので手に取ってみましたが、なんというか、美しい世界観でしたね。
調香師の話ってあんまり聞かない気がするんですけど、こんなものなのか、と改めて『香り』について考えるきっかけになりましたね。
少し怪しげなような、それでいて美しい、そんな世界観がここにはあり、大きな展開がどんどん起きるわけではないのですが、自然に溶け込んでいけるような本でした。
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