久田和広が読んだ、「向日葵の咲かない夏」

読書が好きな久田和広ですが、中古屋さんでも結構買うんですよ。

絶対に好きな本は新刊で買いますが、なんとなく気になった本は図書館で借りてみたり、中古本屋で買ってみたり。その時によって決めています。

ただ、読んでみてめちゃくちゃ気に入った場合、ちゃんと新刊で買いなおしています。

中古だと作家さんにお金が入らないじゃないですか。そういう意味でも、ちゃんと良い本だった!と貢献したいので、紙媒体で買いなおしたり、電子書籍で買いなおしています。

紙媒体は中古で手元にあるので、電子書籍で買いなおすほうが多いかもしれないです。どこでも読めますし、場所もとりませんからね~!

やっぱり好きな作家さんにはしっかりとお金を払いたいと思う久田和広です。


さて今回は、「向日葵の咲かない夏」を読んでみました。

タイトルと表紙に惹かれて読み始めましたが、叙述トリックに加え、ホラー要素もあって、SFとかミステリだと思っていたらあれ、違った?という感じになりましたね(笑)

あらすじだけ見ていると、青春+ミステリかと思ったんですけど違いましたよ!

どことなく怪しさが漂う話であり、「生まれ変わり」が出てきたり、サイコホラーというか、びっくりする怖さではないのですわじわじわと怖くなります。

結構重い話ではあるので、気分の良い終わり方ではないですが、いろんなところに伏線があるんですよね。

そしてミスリード狙い……、あっ!騙された!と思うこともありました。う~ん、悔しいです。

意味が分かった後の2周目のほうが伏線回収ができるので、読み返すことをおすすめします。