久田和広が読んだ、「小さな手」
読書が好きな久田和広ですが、基本的になんでも読むタイプなので、気になったり話題になったりした本は児童書でも、専門書でも、とにかく読んでいます。
児童書はちょっと図書館で借りにくいので(笑)、通販とかで買っていますけどね~。
とにかく活字が好きなので、面白ければなんでも読むって感じです。
というか、こういった分野の本しか読まない!と決めつけているよりも、色々な分野を読むよ~ってしておいたほうが、絶対楽しいじゃないですか。
ジャンルで分けてしまうと勿体ないな~って思ってしまうので、ここしか読まないというより、面白かったらなんでも読む!という気持ちでいましょう。
すると、新しく面白い本に出合えるかもしれませんよ~!というか、自分の場合はそれでたくさんの良い本に出合えている久田和広です。
さて今回は、「小さな手」を読んでみました。
そう、岩波少年文庫なので、児童書ですよ!でも、子ども向けでしょ?と侮ることなかれ!
予想以上に読み応えがありましたよー!ちなみにアンソロジー形式になっていて、しかも短編なので非常に読みやすいです。子ども向けではありますが、一つ一つが結構こわいんですよね。
有名な「猿の手」はやっぱり怖かったですね……。「死体泥棒」はちょっとなんか、気味が悪いです…。
個人的には表題作になっている「小さな手」が、なんだかすごく心に残りました。怖いわけではないんですけどね。
ホラーが好き!という子どもでも読めるような短編集だったので、怖い話を読んでドキドキしたい!というお子さんにもおすすめです。怖いのが苦手なお子さんはやめておきましょう!
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