久田和広が読んだ、「川のほとりに立つ者は」

読書が人生!とも思っている久田和広ですが、ここしばらくは動画を見るのも好きで。

ベッドに入って少し動画を見て楽しんだ後は、じっくり読書をして、寝る。これが最近のルーティンワークになっていますね~。

動画だけだとどうしても物足りないというか、活字を欲してしまうんですよ!(笑)

かといって、動画で活字は得られませんから。やっぱり「本」という形のものが好きです。

Kindleでも読むんですけど、手になじむ紙媒体の本が一番好きですね~。

これはわかってくれる人が多数いそうです!このまま紙の本が消えないといいな~と思っています。

そのためには買い支えないと!と積極的に新刊は紙媒体で購入している久田和広です。


さて今回は、「川のほとりに立つ者は」を読んでみました。

寺地はるなさんの本、良いですよね。ぐっと胸に来るものがあるというか、何か訴えかけてくるものがあるので、それを受け止めるのに必死です。かみ砕くのにも時間がかかります。

この本も読んでしばらくは感想が出し切れず、なんというか、咀嚼を繰り返していましたね(笑)

言葉選びが優しいのですが、ほろ苦く、そしてちょっとだけ切ない。

心理描写もすごく巧みで、引っ張り込まれます。そしてページをめくる指も止まりません。

一言で言ってしまうと、主人公の成長物語なんですけど、それを取り巻く環境や人間関係がリアルなようで、曖昧で、どこか遠くて近い。

読んでいて、はぁ~~と色んな意味でため息を吐きたくなる本でしたね。もちろん良い意味で、です。

面白かったですし、読後感も良かったので、そういう意味ではすっきりできる本でした!