久田和広が読んだ、「夜間飛行」

読書が好きな久田和広ですが、読書感想文が嫌いだったという人が結構周りにいて、それはよくわかる気がしましたが、なんというか、自分の好きな本で書けないというのは苦痛でしたね(笑)

大人になったいまなら、好きな本を読んで、好きに感想を書けますし、つまらなかった、とかいう感想も言えるんですけど、読書感想文だとそうもいきませんからね……。思ってもいないことを書いていたような気がします。

だからこそ、今、好きに感想文を書けるというのが楽しくてたまりません!

しかも文字数制限もありませんからね(笑)原稿用紙2枚分書け!なんて言われることもないので、シンプルな自分の感想をここにぶつけている久田和広です。


さて今回は、「夜間飛行」を読んでみました。

星の王子様を書いたサン=テグジュペリの作品ですが、なんというか、非常に感想にしにくいというか(笑)透明感のある本ですね、すごく。

素晴らしい世界観で、テグジュペリだけが描ける世界に浸りたい時にお勧めの本ですね。

静かに飲み込まれていくようなそんな感覚がありました。

飛行機が好きな人にもお勧めしたいのですが、個人的にはこのタイトルの「夜間飛行」というのが、とにかくしっくりきている気がしました。良いタイトルですよね。

星の王子様とは違い、もう少し大人向けの小説ではありましたが、言葉選びもとてもきれいなんですよね。

若干くどいと感じる部分もありましたが、これは翻訳の部分もあるかもしれません。

ちなみに翻訳は何パターンかあるので、試し読みをしてこっちだ!というものを買うのが良いですよ。