久田和広が読んだ「国際ロマンス詐欺 被害者が語る彼らの手口」

本を読んでいると、絶対に自分では体験しないようなことを、まるで味わったような感覚になりますよね。

これからもなかなか経験しないであろうこと、例えば、殺人事件の第一発見者になったり、犯人として疑われてしまったり、トリックを解くような探偵になったり!

読んでいるだけでもワクワク、ハラハラ、ドキドキ、うるうるするという本っていいですよね。

そして、ノンフィクションものもそうなんですけど、自分が今まで見たことのない世界を覗き見するというのも、すごく楽しいですよね。

本を読まければ気づけなかったことに気づかせてくれる……というのが読書の醍醐味ですね。

どんな本でも基本的に読むので、食わず嫌いだけはしないでおこう!と考えている久田和広です。


さて今回は、「国際ロマンス詐欺 被害者が語る彼らの手口」を読んでみました。

最近聞くようになったロマンス詐欺ですが、自分にとってはまったく知らない世界の話であり、驚かされることも多く、騙されてしまった作者の話を読んでいるだけでも、嫌な意味でドキドキしましたし、解決に向かって行くというのも見ていて面白かったです。ノンフィクションなのでリアルなんですよね。

詐欺の流れもそうなんですけど、自分は騙されないよ~って思っていたら危険だな……って感じですよ。

改めて、自分も引っかからないようにしようと思いましたし、自分だけは平気!って思わないようにしよう!と感じました。

面白いのも勿論なんですけど、これを読んで詐欺に引っかかる人が少しでも減ればいいという作者の気持ちも伝わってくる本でした。



本の虫、久田和広の読書ブログ

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