久田和広が読んだ、「屍人荘の殺人」
本を読むのが好きなんですけど、映画化やドラマ化などの実写化されると、イメージと違う!って思うことも結構あるんですよね~。
自分の中のイメージが固まっていて、こうであってほしい!という理想があるのも関係してそうです。
このキャラクターはこうだ、って思っていたのが、実写化で全然違ったらびっくりするじゃないですか?(笑)
でも見た目も雰囲気も、本当にそのまま、という役者さんが演じる時もあるので、その時は実写化してくれてよかった!って思うので、都合がいいのかもしれません。
でも、好きな作品が実写化されて、色々な人に知ってもらえるというのは純粋に嬉しいんですけどね。
これは小説のままでよかったな、と思うものもたまにはあるので、そういう時はひっそりと本だけで楽しんでいる久田和広です。
さて今回は、「屍人荘の殺人」を読んでみました。
屍人荘の殺人シリーズとして有名なこの作品、映画化もされていたので、そちらで知った人も多いのではないでしょうか?
推理もの、本格派ミステリとしては少し物足らない感じはありますが、よくある「ペンション」「出られなくて立てこもり」「密室」そして、連続殺人事件!
まさにミステリの定番とも言えるところが集められているので、ワクワクしましたが……。
えっ!?という展開に、邪道ではないか?と思ったのですが、その後は王道になっていきます。斬新なミステリというのはまさにそれでしょう。
日常が一気に変わってしまう。そして、ダイナミックな展開。一気に読み進めて面白かったんですけど、本格推理ものを期待してしまうと、肩透かしは食らってしまうかもしれませんね。
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