久田和広が読んだ、「ルパンの消息」
本を読んでいると、無限に集中が出来てしまう気がするのですが、何の音も聞こえなくなるのは危険ですね……。
たまたまカフェで、買ったばかりの本を我慢できなくて読み始めてしまったところ、集中してしまい、閉店時間までいてしまったことがあります……。
途中で集中が切れてしまったらいいのですけど、面白くて、もう少しもう少しと読み進めていたら大変な時間になってしまうというのもよくあることです。
家ならいいんですよ! 外でやるのは危険すぎましたね(笑)
カフェで本を読むってかっこよくていいな~と思うのですけど、やっぱり家が一番ですよ!
じっくりゆっくり、途中で眠ってしまっても家ならなんとでもなりますからね(笑)
しかし、本当に本の置き場に困るようになってきてしまった久田和広です。
さて今回は、「ルパンの消息」を読んでみました。
推理小説でもかなり有名!結構話題になっていましたからね。とはいえ、正直そんなに期待はしていませんでした(笑)
話題作とはいえ、教師の自殺が実は殺人で、それが三億円事件に繋がっていて、時効ギリギリになってわかるとか、なんだか薄っぺらそうだなって思っていました。
しかし読み始めてみると、その予想はいい意味で裏切られました!これは……面白い!
ストーリーをこねくり回すのではなく、こじつけでもなく、意味不明で終わるのでもなく、じわじわと謎に迫っていくという作品で、なぜか緊迫感が常につきまといっていて、早く続きを読まなければ!と思わされました。
結局、一度も休むことなく最後まで読み進めてしまいましたが、久しぶりに一気読みしてよかったと思える本でした。
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