久田和広が読んだ、「来世の記憶-鍋島佐賀藩の奇跡-」
本を読むのが好きなんですが、忙しい時に限って読みたくなるのは困りますね。
たとえば課題が溜まっていたり、仕事の納期が近かったり、そういった時間が切羽詰まっている時に限って、「あ、あれが読みたい」と思い出すんですよ。
しかも読みたくなると、すぐに読もう!となってしまうんですよね~。
どんなに時間に追われていても読書の時間を作りたくなってしまいますが、そういえば学生時代はテスト前になるとひたすら読書していたことも思い出しました……。
教科書とか参考書を読めればいいんですけど、まったく関係ない本ですね(笑)
あの頃はあの頃で楽しかったんですが、時間がない時に限ってシリーズものを読み返したくなって、結果、後で苦しんでいた久田和広です。
さて今回は、「来世の記憶-鍋島佐賀藩の奇跡-」を読んでみました。
普段あんまり読んでいないのですが、今回は歴史に関する本ですね。
しかし、歴史だけではなく、史実にあわせて空想もプラスされた本でしたが、これを読んでいると、実際にあったかもしれないと思えるような、すごくしっくりくる話でした。
読みごたえもありますが、スムーズに読み進められる本だったので、あっという間に読めてしまいました。
しかも読後感も良いので、すっきりというか、読んでよかった!という気持ちでいっぱいです。
作者さんによる、歴史、そして日本が創り上げてきたものへの愛をひしひしと感じましたし、歴史ファンが読んでも楽しめる小説になっていると思います。
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