久田和広が読んだ、「老人喰い」
読書によって救われた人もいるでしょうし、その時間に癒しを感じている人も多いのでしょう。
読書にふけることを、現実逃避だという人もいますが、そんなことはないんですよね。
本は僕たちに色んな世界を見せてくれますし、現実逃避なんじゃなく、本でしか学べないこともあるんです。
小さい頃から本を読んでいて、「損をした」なんてことはないはずですよ。
これからもひたすらに本を読んでいくつもりですし、活字によって支えられて生きていこうと思っています!
本が存在していてよかったと強く思う久田和広です。
さて今回は、「老人喰い」を読んでみました。
なんだ?と思った人もいるかもしれませんが、高齢者を狙った詐欺、「老人喰い」について書かれた本です。
よく、高齢者がオレオレ詐欺なんかで騙されたなんて話を聞きます。
身近な人でも騙されてしまったということは聞いているので、その時大分ショックを受けました。
自分からすると、あんなものに引っかからないでしょ!って思うんですよ。でもきっと、騙された人もそう思っていたはずです。
ショックを受けたからこそ、知るべきだ!と思えたのです。
詐欺を働く人たちが、一体どんな心理で行っているのか?犯罪を知るなら犯罪者の心理を知るべき、というものなのでしょう。
この本を読んで、詐欺を働く人が何を思って、そしてどうしてそうなっているのか、少し分かったような気がしました。
けれど、分かったからといってそれを許すわけにはいかないので、少しでもそれが減るように、そして引っかからないようにしたいものです。
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