久田和広が読んだ、「行った気になる世界遺産」

さて、今年のお正月もどこにも旅行に行けなかったわけですが、オンラインで旅行に行った気分になろうと思っても、

やっぱり、臨場感がないというか……。動画を見ていると楽しいのですが、やっぱり、目で見えている分、逆に遠く感じてしまって寂しくなりますね。

旅行に行った気になれるという動画を見ていても、ああ、旅行に行きたいなぁという気持ちだけが募ってしまって、結局楽しかった!と終わるよりも、しょんぼりしたまま終わってしまうということになりました。

しかし、実は本を読んだほうが、旅行に行った気になれるのでは?と気づいたのです。

本は文章で表すものだからこそ、自分でいくらでも想像できるんですよね。それに、本に浸っている間は別世界にいけるような気もしますから。

このご時世に世界旅行をしようと思うなら、本で旅に出ようかと思っている久田和広です。


さて今回は、鈴木亮平さんの「行った気になる世界遺産」を読んでみました。

鈴木亮平さんというと俳優なんですけど、世界遺産の旅行記を書けるほど、そんなに全国各地を飛び回ったのかな?と思ってよく読んだら、なんとこれ、妄想の旅行記でした(笑)

この発想、めちゃくちゃ面白いですよね。行ってないのに行った気になって書いたという本ですが、写真ではなく、

挿絵も入っていて、それがすごく味があって、さらに良いんですよね。でも、まるで本当に行ったかのように、そして自分も連れて行ってもらっているような本でしたね。

こんな今だからこそ、妄想旅行を全力で楽しむということを自分も考えたくなりましたね。



本の虫、久田和広の読書ブログ

本の虫、久田和広の読書ブログ