久田和広が読んだ「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」
読書が大好きな久田和広です。今回紹介する物語はJ・K・ローリングの「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」です。
ハリー・ポッターの第3作目です。ホグワーツ魔法魔術学校の3年生になるハリー・ポッターが、魔法牢獄アズカバンから脱走した囚人の騒動を通じて、両親の死にまつわる真相を知らされる1年間の物語です。
ハリー・ポッターは第1作目から読みましたが、第3作目のアズカバンの囚人が一番好きです。第4作目以降になると、ヴォルデモートが復活して、どうしても暗い世界観になってしまって戦いが多いので。純粋にホグワーツの学校を楽しんでいる頃が好きです。第1作目から続いているたくさんの伏線には今回も驚かされました。中でも、言ってしまうとロンのペットだったスキャバーズですね。一番驚きました。およそ12年もの間、ロン達を騙して過ごしていました。登場人物がいい意味でも悪い意味でも裏切ってくれて、この世界に居たら人間不信になりそうです笑。人間から魔法使いまで悪役キャラもたくさん出てきたり、親友同士の友情が絶望的なものになったり、親友ハーマイオニーの様子がおかしかったり、いろいろ大変です。前巻からの謎や今回新たに出てきた謎を推理したり謎が解けたり、読み進める手が止まりませんでした。最後は残念なこともありますが、うれしいラストでした。
ハリーが父親の友人たちと会い、両親の死の真相を知り大人へと成長する今作をもし読んでいない方がいたら、ぜひ読んでみてください。
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