久田和広が読んだ、「ナナメの夕暮れ」

読書をしているだけで時間が潰れますが、なんか、今日はひたすら本を読むぞ!と決めた日ほどあまり本を読まなくて、逆にそんなつもりがなかった日にひたすら読書してしまう……ということが多いです(笑)

読書は別に暇つぶしではなく、頭と心の栄養と考えていますけど、たまに面白くて没頭しているうちに徹夜してしまうことがあって、これはよくないですね!

なんかすごく面白い本に出合ってしまうと、時間の感覚がおかしくなってしまうというか。

完全に本の世界に入り込んでしまうので、現実の時間がわからなくなるんですよね……。

でもあの瞬間が、すごく好きです。本の世界に入り込んでしまって、はっと現実の世界に戻って来た時の、「いま、自分は誰だ!?」みたいな瞬間が(笑)

主人公に感情移入をしているというか、完全にその世界に自分はいるんですよね。

そんな本に出合うことはなかなかないですし、初見だからこそできることですから、やっぱりまだまだたくさんの本を読んで、本の世界にトリップしたいと思っている久田和広です。

さて今回は、「ナナメの夕暮れ」を読んでみました。

これはオードリーの若林さんが出したエッセイ集ですが、お笑い芸人が出した本でしょ?と思うのは早計です。

色々なところで評価されているので知っている人も多いと思いますが、若林さんのエッセイはすごいです。

文字を書く才能もありますし、言葉選びも、テンポも素晴らしいですね。

自己啓発本ではないので、「こうしたほうがいい」ということが書いてあるのではなく、

「俺はこうして頑張っている!」ということがしっかり、赤裸々に、語られているエッセイなので、勇気を貰えるような気がしました!