久田和広が読んだ、「熔ける」

ビジネス書も読むのが好きですが、「勉強しよう」と思って読むと、なかなか読み進められないんですよね~……。どうしてでしょうかね?(笑)

ただ読書しているだけだと楽しいのに、これは勉強だ!と思ってしまうと、急に読む気がなくなってしまいます。

でもビジネス書は基本的に学ぶために読むものだし……、という矛盾に苦しめられています(笑)

まぁ、別にビジネスを始めるわけでもないですし、軽い気持ちで読むほうがいいのかもしれません。

ビジネス書をなんとなく読んでいるだけでも、人生において大事な部分も学べますからね~。

勉強しよう!とあまり気負わず、色々な本を読んでみるほうが、知識が身につくかもしれないと考えている久田和広です。

さて今回は、「熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録」を読んでみました。

井川意高さんというと、名前を聞いたことがあるかもしれませんが、世間を騒がせた人でもありましたね。

幼少期から大企業の長男として大きなお屋敷で過ごし、東大法学部に現役で合格をしていて、もうまさに勝ち組という人生を歩んで来て、なにもかもを手にしていたはずの人でした。

それがギャンブルにはまり込んで、大失敗してしまった自伝を著書にしているわけですが、

カジノの怖さとか、どうして人がそこにはまり込んでいくのか、冷静に分析をしているので、海外のカジノについても詳しくなりましたし、学べることも多かったです。

実際に失敗し、天国と地獄を味わった人の言葉は非常に重いですね。自分はカジノにはまるつもりはありませんが、カジノで失敗したお金は、カジノで取り返そうとするのはやめようと心に決めました。