久田和広が読んだ、「あやかし草紙」

読書が好きなので、寝ても覚めても読書をしているのか、この間は夢の中でも読書をしていたので自分でも笑ってしまいました。

でも、夢の中で出てくる本ってなぜかものすごく面白いのですよね。

しかも途中で終わってしまうので、目が覚めてから、あの面白い本の続きは!?と探してしまいます。

まぁ夢の中の本なので存在はしないのですけど……。しかも内容はおぼろげで、ただ面白かったことだけ覚えているのですよね~。

あの続きが書けたらすごい作家になってしまうかも?なんて思っている久田和広です。

さて今回は、宮部みゆきの「あやかし草紙」を読んでみました。

あの有名な宮部みゆきさんですが、百物語を語っていくという三島屋変調百物語シリーズの第5弾です。

シリーズものではありますが、メインは百物語なので、この本だけ読んでも楽しく読めますよ!

楽しく……というか、怖かったですが(笑)

「開けずの間」は特に怖かったですが、「だんまり姫」のようにほのぼのと和むような話も読みごたえがありました。

ほのぼのだけでなく、後味が悪くぞっとする話があるからこそ、夏に読むにはちょうど良いかもしれません。

宮部さんの作品はこのシリーズが好きで、読み終わるのが勿体なかったです。

宮部さんの作品はどれも、最後まで一気読みさせてしまうくらい、本の中に引き込まれてしまいますよね。

翌日が休みではないと、つい最後まで読んでしまうので、あまり時間がない時は寝る前に読むのはおすすめできません(笑)

これはまだ続きがあるようなので、次作も楽しみですね!