久田和広が読んだ、「十字架のカルテ」

読書が趣味ですが、読むだけでなく、自分もいつか小説とか書いてみたいな、と思うこともあるわけです。

別にそれで印税を稼ぎたいとか、大ヒットしたいとかそういうわけでもなく……。

なんか、読みたい話があれば自分で書けば実現するのではないか?と思って、

頑張って書こうとしたのですが……。小学校の作文レベルになってしまいましたよ~。なんでだろう!?

文才のなさを実感しています。なんだか。読むのって一瞬なような気がするのですが、書く側はそうもいきません。

改めて、文章を書いている人がすごい!とか実感してしまった久田和広です。

さて今回は、知念実希人氏の「十字架のカルテ」を読んでみました。

最近話題の、新鋭ミステリー作家さんですが、『医療ミステリー』と呼ばれるようなジャンルで、

医療が前面に出てくるようなミステリーをえがく作家さんです。

もう、タイトルからしておしゃれじゃないですか!(笑)

でも中身はあんまり期待できないかも?と思っていたら、そんなことはありませんでした!

読んでいるうちに、どんどん引き込まれていくようなストーリーで、思わず「へえ~!」と思うような部分もあれば、こうなるんじゃないの?と展開を予想していたのを、それをすごい勢いで飛び越えてく!という感じでした。

もやもやしていたのが、ちゃんと最後まで読むと解決する!というのも良かったです。

キャラクターもそれぞれ生き生きしているので、この人たちがもっと活躍しているのを見たい!と感じました。いつか続編が出てくれると嬉しいですね~。