久田和広が読んだ、「すみれ屋敷の罪人」

読書が趣味ですが、あー!こんな本が読みたい!と思った時に、すぐに動けて探せるくらい行動力のある久田和広なので、

今のところ、こんな本が読みたいのに見つからない……というブック難民になったことがないのが、ありがたいです(笑)

こんな話が読みたいのに、理想が見つからない!という時はたまにありますけどね……。

こればっかりは、似た系統の話を読んで理想を見つけていくか、あとは好きな作家の過去作を手当たり次第に読んでいくか……。

好きな作家が一人できると、過去作を読み漁るだけでも楽しいので、そんなお気に入り作家を一人つくるだけでも、読書生活の楽しみが増えると思っている久田和広です。

さて今回は、降田天の「すみれ屋敷の罪人」を読んでみました。

何となくミステリー小説が読みたくなってしまって……。何かいいものはないかな~と探していたところ、これだ!を見つけました。

「このミステリーがすごい!」で大賞を取った作者の作品ですが、まず、スッと入ってくる文章はテンポが良いので、読んでいて苦にならず、すらすらと読み進められます。

ミステリーではありますが、切なくもあり、悪者はだれ一人としていないのに……という感じでしたね。最後はうるうるとしてしまいました(笑)

ミステリー小説の何が楽しいって、最後にこうきたか!って思わされるところですよね。

こうなるんだろうな~と展開を予想していたのに、裏切られたときのあの、「やられた!」というのは、悔しいのですがやっぱり面白いです。

久しぶりに長編のミステリー小説を読んだのですが、読後感はスッキリでした!



本の虫、久田和広の読書ブログ

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