久田和広が読んだ、「世界史を変えた詐欺師たち」

読書が趣味の久田和広ですが、先日夢のなかで読んだ本がめちゃくちゃ面白くて!

はっと目が覚めた後、真っ先に読んでいた本を探したのですが、当たり前ですが手元にあるはずなんてなく……(笑)

とにかく夢の中でも、「なんだこれは!面白すぎる!」と必死に読み進めていたことだけ覚えていて、

夢から覚めた後は本当に、あの本をもう一度読みたい……と虚無状態でしたよ。

それくらい面白かった本なのに、内容はあまり覚えていないというのが悔しいですね。

何かの予知夢かもしれないですし、もしかするとこれから、ものすごい本に出会えるという暗示なのかもしれません!

それならそのためにも、まだたくさんの本を読まなきゃ!と思った久田和広です。

さて今回は、東谷暁氏による「世界史を変えた詐欺師たち」を読んでみました。

そもそも、詐欺師の定義ってなんだろう?とも思ったので、この本を読んでみると本当に深いなと感じました。

一人や二人騙した場合は詐欺師と呼ばれるかもしれません。でも百万人騙せたとしたら、それは経済政策だ。といったことが書かれている本です。

経済における歴史上の人物がたくさん挙げられていますが、たとえば、フランスが財政赤字だった時に、紙幣の発行で立て直したという話は興味深かったですし、

ニュートンやフランクリンなど、歴史上の人物がこうやって挙がっているというのも不思議で、彼らの側面を覗き見た感じですね。

お金が動いていた歴史の裏にはこんなことがあったのか、と唸らせられるような本です。