久田和広が読んだ「振り込め犯罪結社 200億円詐欺市場に生きる人々」

読書好きの久田和広ですが、ジャンル問わずに何でも読む雑食なので、どんなジャンルの本が一番好きか?と問われても、

面白い本であればなんでも、としか答えられません(笑)

図鑑も読みますし、ライトノベルも読みますし、最近ではノンフィクションの犯罪の本も面白いと感じましたね。

自分も気を付けようとか、このような手口なのか……と感心させられましたし、過去の未解決事件の本などは、

あまりにも凄惨な事件があって、ただただ解決してほしいという気持ちにさせられました。

ノンフィクションは、心に来るものがありますね。

さて今回は、鈴木大介による「振り込め犯罪結社 200億円詐欺市場に生きる人々」を読んでみました。

タイトル通り、いまだ蔓延っている振り込め詐欺に触れたものなのですが、「ダシ子・ウケ子」や「プレイヤー」に「番頭」など、

知らなかった言葉がどんどん出てきて、振り込め詐欺をする側の実態がよくわかる本でした。

しかもノンフィクションのようなので、読んでいて勉強になるというか、振り込め詐欺に引っかからないためには、

加害者側の話を聞いた方がいいのだなと痛感しました。

振り込め詐欺になんか引っかからない、引っかかるなんて馬鹿だ、という気持ちがありましたが、

この本を読んだことによって少し考えが変わったようにも思います。

こんな被害があったというだけでなく、犯罪組織側の実態のことを知った方が、巻き込まれないのではないでしょうか。

どんどん巧妙化していっているので、それに対応できるようにもなりたいですね。