久田和広が読んだ、「正欲」
読書が趣味の久田和広ですが、あまりにも疲れている時に本を読むと、一切頭に入ってこないということがわかりました。
疲れていたので、とりあえず癒しが欲しくて本を読んだのですけど、ミステリを選んでしまったせいか、文字が滑る滑る(笑)
全く頭に入って来ず、登場人物がわからなくなり、そして何言ってるんだ?という状態になってしまって……。
本当に疲れてる時って、寝るしかないですね。少なくとも読書に癒しを求めてはだめでした。
ある程度の疲れなら、活字で癒しを得ることは可能かもしれませんが、そうでない時は寝ましょう!
寝て元気になってからもう一度同じ本を読んだら、ちゃんと理解できましたよ~!
当たり前なんですけどね!睡眠不足での読書も同じように頭が働かない気がします。
ちゃんと健康な状態で読書をしたいと思っている久田和広です。
さて今回は、「正欲」を読んでみました。
映画化にもなった作品ですが、なんというか、心をえぐるような作品でしたね。
正しさとは何か?ということも考えましたし、正義とは傲慢だ、ということも感じました。
マイノリティのその先の、更なる少数派からの視点の話でしたが、人間は多種多様であってもいいと言いつつも、じゃあ多数派の何が正しいのか……?ということも考えさせられました。
ただ、登場人物にあまり感情移入はできませんでした。独善的な部分や負の部分が多すぎて、なかなか入っていけないというか。
共感できる部分はあったのですが、世界観にのめり込んで読む、という作品ではなかったですね。
これをハッピーエンドと呼んでいいのかな?と思う部分もありつつ……。これはこれで良かったのだろうな、という終わり方でした。
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