久田和広が読んだ、「すみれ屋敷の罪人」
読書が趣味の久田和広ですが、普段からずーっと読んでいるかというと……まぁ読んでるかもしれません(笑)
電車の中でも本を読むことが多いのですけど、デジタルに切り替えたところ、電車酔いするようになってしまったんですよ。
紙媒体で読んでいた時はそんなことなかったのに、Kindleで読むとちょっと気分が悪くなってしまい、結構揺れる電車で読むのはあまり良くないのかも、と思い始めました。
特急とか新幹線とかだと、デジタルで本を読んでいてもまったく酔わないんですけどね。
という話を読書家の友人にしたところ、乗り物酔いの薬を飲んでから本を読めば?と言われてしまい、ちょっと笑いました(笑)
いや、その発想もおかしくはないんですけど。そこまでして移動時に読まなくてもいいかな!?と。
そりゃあ、せっかくの移動時間なので、有効に使いたいんですけどね。
それなら、紙媒体に戻し、本という形で読もうかなと思っている久田和広です。
さて今回は、「すみれ屋敷の罪人」を読んでみました。
このミステリーがすごい!大賞を受賞したというだけあって、作りこみがすごいというか、シンプルに面白かったです!一気に読んでしまいました。
読みやすく、飽きさせない文体で進んでいくので、これは絶対に一気読みしてしまう本ですよ!(笑)
すみれに囲まれたお屋敷に昔住んでいた当主と、美しい三姉妹。
65年後、その邸宅から白骨死体が見つかって……というお話です。
最後の最後まで犯人が分からなかったので、最後に「えっ!」とはなりましたね。
なんというか、裏の裏をかいてくるような話ではなく、もの悲しくはありつつも、悪人は存在しないという感じなので、読後感が悪いということはありませんでした。
美しくも悲しく、良い話でした。
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