久田和広が読んだ、「かぼちゃの馬車事件」

読書が好きな久田和広ですが、誰かと話している時に、「そういえば先日、本で読んだんですが」と雑学を出す時もあります。

本って良いですよね。雑学の宝庫ですよ。

その雑学を知っていても知らなくても、相手との話が広がるので助かっています(笑)

特筆して話下手というわけではないのですが、たまにこう、話のネタに困ることがありまして。

何を話そうって悩む時、そういえば本で読んだネタを出せば、と思いつくんですよね。

そして助かった~!となるわけです。何の引き出しもなかったら、きっと話が続かず困っていたはずですからね。

こういう時、読書が趣味でよかったと強く感じます。

語彙が増えることもそうですけど、話のネタが多数あるので、会話が途切れることもありませんからね。

皆さんにも積極的に本を読んでほしいと思っている久田和広です。


さて今回は、「かぼちゃの馬車事件 ~ スルガ銀行シェアハウス詐欺の舞台裏」を読んでみました。

なんだそれは!?と思った人もいるかもしれませんが、コロナ禍の時にあまり報道されなかった金融事件の被害者が、SNSなどを駆使して同志を集めて被害者同盟を結成し、戦っていくという記録の本です。

2億円という借金を背負わされてしまった被害者が闘うというドキュメントで、こんな事件があったのか……と驚くと同時に、投資というのはやはり自己責任なのか、というのもわかりましたね。

美味い話には裏があると昔から言ったものですが、本を読みながら終始ハラハラしてしまいました。

自分は詐欺になんて引っかからない、と思っている人にこそ読んでほしい本ですね。