久田和広が読んだ「架空通貨」

本って楽しいんですけど、怖いものを読んでしまうと、ぞーっとしますよね……。

文章だからこそ想像力が働いてしまって、怖くなっちゃうんですよ!(笑)

映像だったらそれはそれで怖いんですが、本の場合は更に自分のなかで怖いものが作り上げられちゃうので、無限に怖い気がしています……。

でも読みたくなってしまうあの不思議はなんなのでしょうかね(笑)本当に自分でも不思議です。

冬になると怖いものを読むと寒くなるじゃないですか!

なので、夏の間をメインに読もうと思っています。ということはつまり、しばらくお預けですね(笑)

夏になったらまた怖い本を色々読もうと思っている久田和広です。


さて今回は、「架空通貨」を読んでみました。

最近は仮想通貨が話題になっているので、そういった話かな?と思ったら違いました。ミステリ小説ですよ。

小説なのに、お金の難しい話が結構出てくるので、勉強も出来るかな~って感じです。ちゃんと説明もされていますしね。

架空の通貨の「田神札」というものが生まれ、それで町が変わっていく……というのは、ありそうでないと思うのですが、非常に面白いというか、興味深いものでしたね。

描写が面白いのと、お金のことに詳しくなれるので、学生さんにも読んで欲しい本ですね。ただちょっと難しいので、金融知識がまったくないと、途中で、「ん?どういうことだと?」とつまずく部分もあるかもしれません。逆に知識があると、サクサク読めて面白いのかもしれないですね。